FAQ

完全なネタバレを含みますので、ゲームクリア後にご覧くださいませ。

 

 

 

Q1. 前二作によると、記憶は魔法で消すと元に戻らないのでは?

当時は、魔法で消した記憶は蘇らせる事が出来ませんでした。
今回フーバルトが詠唱した初登場の記憶消去魔法は、
高度ではありますが記憶魔法に特化していなくても使える魔法で、
しかし完全な消去までは出来ません。最近出来た魔法です。

Q2. 反射バリアを打ち消す魔法が一般化され過ぎている件について。

「ラハと魔法の園」では、反射バリアを打ち消す事が出来ませんでした。
ヤクルが開発した魔法の毒リンゴを元に、
A級魔法生スペイド=クラブハーツが魔法「ディバリアス」を作り、
それが広まり始めたのが「ラハと理の魔法生」の時代です。
100年後になると、殆どの魔法士が使える様になり、
回避・反射両方の解除に対応可能な「ディサーマス」という魔法も完成しました。

Q3. ベーゲル=フロンスは何故魔法界法長になれたのか。

前法長がテロリストに殺害されてから、
魔法界法長は優秀なA級魔法士の中から選出されるという法に変わり、
"ある目的"のために多くの人々が協力。
最終的にはS級魔法士ルクシエ=フランメールの身内の者と、
S級魔法士シエスタ=シェリルの子孫の力添えにより選ばれる事となりました。
彼を選んだ者達と、一部の側近魔法士のみが彼の正体を知っています。

Q4. 章間に入る、泉の願いを叶えた者達について

泉の願いを叶えたルクシエメールの魔法生、および魔法士達の想いです。
死んだ彼を蘇らせたい、お金持ちになりたい、永遠の命が欲しい……など、
さまざまな願いが叶えられてきましたが、
そうして本当の幸せを手にした者は数少なく、むしろ願いを消して欲しい者達の想いであふれていました。

Q5. 絶望の魔女の正体について

本篇には名前は未出ですが、「オルネマ」という名の女です。
自分を裏切った恋人に復讐するため、 百年の願いの時期にルクシエメール魔法学院に忍び込み、
その姿を目撃した魔法生を殺害。
凄まじい憎悪の持ち主で、恋人を死なせず永遠の苦しみを与え続けるという願いを叶えました。
サリィが泉の願いを打ち消した事でその恋人の苦しみが解放されたため、
オルネマの憎悪の思念がサリィを呪い、彼女に永遠の責め苦を与える結果となりました。
蒼の森の魔物が凶暴化していたのも、このオルネマの思念の影響によるものだったので、
「ラハと百年魔法石」最終章後、蒼の森は元の静けさを取り戻しました。

Q6. フーバルトがサリィを救う理由について

自分と同じく両親を亡くしたサリィに重なるものがあったのでしょうが、
ラハと魔法の園最終章においてフーバルトがサリィにかけた言葉、
「"絶対に死ぬな。生きて戻れ"」
これが今回の彼の行動理由のすべてと言えます。
かつてラハを苦しめた事に対する罪滅ぼしも含まれていたのかも知れませんね。

Q7. フーバルトの結婚相手について

[強いままニューゲーム]の第二章で、ミーシェがお墓を眺めながら名前を呟きます。
腐れ縁ではありますが、喧嘩するほど仲がいいという事でしょうね。

Q8. サリィの百年について

絶望の魔女の呪いにより、首を絞めつけられ、全身を突き刺される苦しみを味わい続けた百年。
誰にも迷惑をかけたくなくて、同情されたくなくて、
S級魔法士になる事を諦め、自暴自棄で孤独な生活を送っていました。
それでも彼女の豊富な知識などを周囲の者は無視できず「万能魔法士」と称される様になり、
不本意ながらも一応相談役の様な職務についていました。
回りでは親友や仲間が老いてどんどん亡くなり、
彼女自身は八十年かけてようやく痛みを克服する手段を身につけ(ver1.1で補足追加)ましたが、
それでも魔法を酷使し身体に負担をかける事で、気を失ってしまう様な強い呪い。
ラハによく似たヴィサードと出会ってからは、
少しずつ本来の自分を取り戻していきました。

Q9. 最終章のミーシェの行動理由について

自分を犠牲にしても人を守るというグレンとリセの想い、
窮地から身を挺して自分を救ってくれたサリィへの想いなどが交錯し、
ミーシェにあの行動をとらせましたが、
彼女の思考について細かい事を書くのはかえって野暮かも知れませんね。

Q10. アークギルドの目的について

禁術を手にし、S級魔法士に討たれる頃には既に精神は崩壊していましたが、
禁じられた品々を使い過去に戻り、自分の理想の世界に作り替えようという想いに至ったのは
実の母を強盗に殺されたという過去が大きく影響しているのかも知れません。
「永遠なる毒」をうまく使う事で、黒妖のローブの代償を無効化する方法も
彼ならきっと持っていた事でしょう。

Q11. 中身がランダム「魔法の箱」を作った者について

A級魔法士スペイド=クラブハーツです。
時に秘宝、時に試練となるギャンブルの様なそれは、優秀な魔法士の前に現れます。

Q12. 四魔竜について

かつてアークギルドが禁術で呼び出した竜ですが、
あまりに強大過ぎたためやむを得ず蒼い箱に封印し、各所に隠しました。
それから百二十年経ち、新たな魔法が増えた今なら、
A級魔法士が太刀打ち出来るかも知れませんね。