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ルナスティアと潮時

ルナスティアと潮時

11月もあっという間でしたね。
作品公開までは朝活で早朝3時起きとか4時起きとか無茶していたので、公開後はたっぷり睡眠をとる様にしています。

さて、新作の今後についてですが。
「バージョンアップで追加シーン・追加ゼリフをどんどん入れる」事も一瞬考えたんですが、今回はこの辺りが潮時だと考えています。もちろん新たに不具合が発生すればメンテナンスを行うつもりですが、発生しなければ、昨日公開したバージョン1.1が最終という事になります。
夢現の方もBOOTHの方も更新しておきました。ふりーむは……、一週間以上経過しますが、審査が終わりません、どうなんでしょう、これ。今の審査が厳しめと聞いているので、引っかかっているとしたら生成AIか、事件現場の描写部分のせいかも知れませんね。

最近、ルナスティアの前日譚を書きました。
「魔法の無い国で、魔法のかかった空を君と見る」
特に大した事は無い内容ですし、オチも無いのですが、ちょっとした補足事項です。
もし興味のある方はクリア後に読まれる事を推奨します。

ウィザーウィッチ魔法高等学校のある国は「魔法国ラナファージ」という地で、魔法使いが治める国。ゲーム内で言葉だけは何度も出てくる「魔法庁」と呼ばれる機関が統治しています。ラハシリーズではベグドという名の魔法使いオンリーの世界でしたが、今回は魔法を持つ者と持たざる者が共存する世界です。
ラナファージがある場所は現実世界のヨーロッパを想定。東方や別の大陸にも魔法国はいくつか存在します。なので、ラハシリーズよりもハリー○ッター寄りになった感じですね。

義務教育は小等学校(5〜10歳の六年制)、中等学校(11〜16歳の六年制)、高等学校(17〜19歳の三年制)の六・六・三制です。ただし魔力を持つ者は魔法高等学校への入学は必須。入学試験はありませんが、入学前検査があります。「上位魔力持ち」はエリートなので、ウィザーウィッチに強制入学となります。学費がバカ高いのですが、上位魔力を持つ者はお金持ちがほとんどなので、奨学金を使う人はほとんどいません。「強制」と書きましたが、むしろ名誉なことで、入学することに憧れを感じていた生徒がほとんどです。
年齢や入学・卒業時期についてあまり細かい所までは考えていませんが、欧米によくある10月入学ではなく、4月入学です。

ちなみにヤコブ教頭がルナスティアをやめさせようとしていましたが、悪い事をして退学させられた場合は魔法庁の管轄する施設に入る事になります。とても不名誉な事なので、マドレーヌさんがルナスティアに感謝する理由も頷けるはず・・。

・・こういう設定を考えている時期が一番楽しかったりするんですよね(笑)。

M1以降のMacでのRPGツクールMZゲームの動作方法

M1以降のMacでのRPGツクールMZゲームの動作方法

ver1.8.1現在、ツクールMZのゲームをMac用にデプロイメントしたものを別のMacで開こうとすると、エラーが出る事が多いです。
「ファイルが壊れています」と表示されますが、実際は壊れているわけでは無く、プレイヤー側に(製作者側が、では無い)対応していただくことで開ける様になることが多いです。

ここでは、以下の様なエラーが発生した場合の対応方法を掲載します。

アプリケーションエラー画面

修復手順

1. ターミナルを開く

アプリケーション>ユーティリティ>ターミナルを開く

2. コマンドの入力

以下のコマンドを入力し、ファイルをドラッグ&ドロップします。

xattr -cr

フルパス追加例

3. コマンドの確認

入力したコマンドの後に、ファイルのフルパスが追加されたことを確認します。

フルパス追加例

4. コマンドの実行

ターミナルに戻り、そのままEnterキーを押します。

※ Permission Deniedエラーが表示される場合

コマンドの先頭に sudo を追加し、同様にファイルをドラッグ&ドロップして実行します。

sudo xattr -cr

この場合はパスワードを質問されますので、ユーザーのパスワードを入力してください。

コマンド実行後にエラーが表示されなければ、成功です。

5. Game.appの実行

改めてGame.appを実行してみてください。
以下のダイアログが表示された場合は「許可」をクリックします。

アクセス許可ダイアログ

Mac用にゲームを公開される方は、以下のマニュアルをご利用ください。
https://aokikotori.com/mz_macopen/

RicoChocoに感謝

RicoChocoに感謝

9月30日の記事「新しい作品のこと」にて、「忙しさとモチベーションを理由に制作から離れた身ではありますが、負担になる部分を支えてくださる方がおりまして、」と書いていたと思いますが、実はこれが娘RicoChocoの事なんです。

作品を一本完成させるには、ものすごいエネルギーが必要ですよね。
初作品を公開した頃、私は三十代前半でしたが、あれから9年?もう若くは無いので、私一人なら「二章まで作ってリタイヤ」なんて事になってもおかしく無かったと思います。さすがに今回の作品に関しては、RicoChocoの支えが無ければ完成出来なかったです。

ラハの頃は字を読み書きすら出来なかった。魔女Xの頃は漢字も読めなかった。「チョイスクライシス2022」の国旗当てをどうにか楽しんでいたぐらい。そんな娘が最近は漢字を読める様になったし、物語を理解する能力も身についた。サークルkotonoha*の作品製作に参加出来るほど成長してくれたことには感謝しかありません。

テストプレイを半分以上もってくれたのは大助かりでした。
私が気付かない不具合を何個発見してくれた事か。実は第二章で白ツバキの会のメンバーが封鎖していた公園での斜め移動のすり抜けを発見したのはこの子ですからね。あまりにびっくりしたので記念にスタンプとして入れる事にしました。あそこだけテイストの違うスタンプなので、戸惑わせてしまったプレイヤーさんには申し訳無ぇ…m(__)m。

それにしても、めちゃくちゃ喜んでもらえているのは親として嬉しい限りですが、ついに学校の先生にまで宣伝した様で……。大丈夫かな……(汗)。

ルナスティアと不具合の修正

ルナスティアと不具合の修正

毎回一つや二つは公開後に大きな不具合があるものなんですが、今回は「ジャベリアの魔女禁書」のプロジェクトをコピーして使っていたことが不具合に起因するとは…。怠惰な事をしては駄目ですね。猛省。緊急修正をかけてver1.02として公開済みです。最新版でのプレイを推奨いたします。
あとWindows版のzip解凍は、Windows標準ではなく7-zipを使うことをおすすめします。速いです。

12月は忙しくなりそうなので、11月中はテストプレイを繰り返しつつ、公式サイトの方も情報更新していきますね。

ルナスティアの入学式

ルナスティアの入学式

新作「ルナスティア」22日深夜0時の公開からXに沢山のいいねとレスポンスをいただき、ありがとうございます。共同制作者である娘もクラスのお友達に宣伝しているそうで。もう身バレ覚悟です(笑)。

昨日、あるフォロワーさんから「ラハと魔法の園のフルリメイクという印象」という感想を頂けたことがとても嬉しかったです。実はまさにその通りで、ラハ公開当時に別のレビュアーさんからの「ストーリーは良かったけれど、思ったほど魔法学校の生徒としての生活を謳歌している気分はしなかった」という言葉がずっと心の片隅に残っていて、その反省点を8年越しでリベンジした形です。
ということで今回はとにかく「魔法学校を楽しんでもらう」ことを強く意識して制作しようと思いました。

入学式は何度もセリフや演出を書き直しました。10月末に入口で飛んでいる魔女を追加したり、11月上旬に近日公開予定を発表してから迎え花火の数を二発増量したり。公開一週間前には急遽フレンド手帳(プロフィールカード)を作りました。そう言えばカード作りの途中でPCを覗き込んでいた娘に「ツムギ先生の苗字、キサラギじゃなくてツキカゲやで」と間違いを指摘された時はびっくりでした。もう私より、この子の方がルナスティアに詳しいのでは・・・。テストプレイでバグ数個発見してますし、我が娘RicoChocoのこのゲームへの影響力は「ぱない」ですよ。

話を戻し。組分けの形は我が師ホグワーツ大先生に倣う形となりました。
「フレンダ=フレンドリー君、雷クラス!」で拍手が起こるシーンなんて「まさにそのまま」って感じですが、映画のあのワンシーンほんとに好きで、寮がただ決まっただけで皆であたたかく拍手してくれるなんて、リアルで、特に日本ではなかなか無くないですか? 「山田太郎くん、3年3組!」「わぁぁー!」みたいな。海外の学校は分かりませんが、憧れを感じたものです。

フレンダのクラスが決まった時の「たとえクラスが離れても友達だからね」「まだ離れると決まったわけじゃないし」という会話が私の中で地味に好きで、こういう女の子同士の軽口な会話を自然と書ける様になったのは、娘の成長による私自身の心境の変化が大きいのかなぁと思います。
昔だったら「一緒のクラスになれるといいね!」「うん、そうだね!」とか喋らせてましたね。。

まだまだ話したい事はありますが、ネタバレになりそうなので今回はこのへんで。