今回の作品の主人公ルナスティア=リリーですが、本制作に入る前の名前はルナスティア=ルルーでしたし、仮タイトルも「ルナスティア=ルルーと闇魔法の秘密」でした。
最終的にルナスティアのファミリーネームを「ルルー」でなく「リリー」にしたのは、リリーの意味が百合の花で、闇属性=黒=黒百合の花言葉を調べてみると「呪い」というのがあって、それがぴったりだなって思ったんですよね。
ちなみにほとんどの登場キャラクターにおいてファーストネームとファミリーネームの頭文字を同じにしているのは、声に出しては言いづらいけど、氏と名どっちか片方が台詞内に登場した時に一致させやすいかなって思って。ジェシー=ジュベールとか、リータ=リビングストンとか。この辺りは「ラハと理の魔法生」に登場したシエスタ=シェリル、ステファン=ステファマリスが起点なんですけど。
最終章を作り始めた頃には、娘がすべての人物のフルネームを丸暗記していたという……。