『心境の変化が制作中のシナリオに影響する』というのは作家あるあるで、私の作品の中でも「魔女塔のシュリィ」と「ジャベリアの魔女禁書」の2本は、制作中に大幅にシナリオが書き変わった作品でした。
この2作品をプレイされた方の中には気付いた方もいるかも知れませんが、前半で嫌な予感が漂っていて、でも終盤には「あれ?」って感じで拍子抜けしたとすれば、それは最初にプレイヤーさんが「察した通りの展開になるところだった」名残かも知れません。
「魔女盤のアルカ」も実は例の●●●●●●END1本の予定でしたが、これはラハシリーズをとても気に入ってくださったお友達のために作った作品なので、希望のあるエンディングもマルチエンドとして用意することにしました。いま思うと、あの思いつきからジャベリアまでよく繋げたなぁと我ながら…。などとたまには自画自賛してみたり。