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ハムス&ウィンス(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ハムス&ウィンス(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、ハムス・ウィンス兄弟。
どちらもC級魔法生です。実はラハシリーズの時代では種族の概念がほとんど無いため、耳の形や肌の色が違っていてもそれは出身国が異なるというだけで扱われ方は同じ。差別などもありません。また、国が違うからと言って特別な力を持つわけでも無く、異世界モノにありがちな種族間の混血による変異などもありません。唯一、妖精だけが特別な存在と言えます。

さて、ラハは転入早々中庭にいるこの二人の蛮行を目撃するのですが、このシーンについて、やや深掘りしておきます。
この双子は見学中の中等学院生ロイに炎の魔法をぶつけて遊んでいるとされていますが、実はこれ「ギリギリ当てない」範囲で楽しんでいるんです。怪我をさせてしまえばそれはそれで暴行罪に問われますし、魔法生評価にも大きく響くからです(まあその行為そのものにも、行為を止めない体質にも、もちろん大いに問題はあるのですが)。

ラハと魔法の園

そしてここで見かねたラハが止めに入ります。実はこの行為が魔法界法の最大の落とし穴で、魔法界に生きる人々の間では「力の無い者が止めに入ることは愚か者の証」と認識されており、この瞬間から双子達はロイを殺す事は罪になりますが、ラハを殺すことは罪にならなくなるのです。だから双子達は容赦なくラハに魔法をぶつけて殺しにかかって来た訳です。

よってラハは蛮行を見つけ次第、ラクリス先生なりジャッラ先生なりに知らせて止めさせるのが最善策でした(でもフーバルトじゃ駄目そう)。この物語のラストにて自己責任法のもう一つの落とし穴が明かされますが、もし双子達がラハを殺していたら、彼ら自身もサリィによって「そうなっていた」ifがあったかも知れませんね。

ナルニス(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ナルニス(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、ナルニス。
光のルクシエメール魔法学院のC級魔法生。ゲーム開始直後、医務室前の廊下に立っており、最初に話しかけたプレイヤーさんも多いのではないでしょうか。学内魔法医のラクリスをこよなく愛するがあまり秘密裏にファンクラブを作り、その会費と、隠し撮りした写真を会員に売りつけるなどして日々小遣い稼ぎを行っています。本名はナルニス=ギズモンド。

ファンクラブ第一号は彼と同じくラクリスをこよなく愛するD級魔法生・チャタですが、会費が払えなくなり強制退会させられています。また、会員数が増えすぎると部の存在がラクリスにバレてしまうため規定人数を設けており、当面はキャンセル待ちの状態です。

ラハと魔法の園

なおファンクラブ構成は以下の通り。

会長:ナルニス(写真撮影担当)
副会長:シエスタ(会報担当)
会員No.3:カシェ(よく分からないまま入会させられ会費だけを月々徴収され続ける)
会員No.4:コルト(よく腹痛を起こすため医務室通いの合間に誘われて強制入会)
会員No.5:ローランド(ラクリスが妖精の関係者かも知れないという情報に騙され入会)
会員No.6:ホフ(会長に勧誘されて入会。わざと怪我をして医務室送りになった事も)
会員No.7:シシリア(会長に勧誘されて入会するも、会費が払えず滞納中)

スージー(ラハと魔法の園 -the graystory-)

スージー(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、スージー。
本名はスージー=フォンテーヌ。魔法祭の実行委員長を務めるA級魔法生です。普段は図書委員として図書館に居ますが、学院を卒業後も司書として図書館で務めています。本好きというより本の匂いが好き。こう見えて戦闘特化なので、魔物による学院襲撃事件が発生した際は図書館を無傷で抑えた強者です。

中等学院(現実世界でいう中学校)から戦闘魔法講師のフーバルトと先輩後輩関係にあたり、彼の弱味を握る数少ないキャラクターです。

ラハと魔法の園

ラハがフーバルトに酷い目に遭わされた時は、スージーによる「制裁」が待っていた様子。しかし実は彼らは相思相愛で、そう遠くない将来、そのフーバルトと結婚するわけですが…。
どんな結婚生活が繰り広げられていたのはご想像にお任せするとしましょう。

スペイド(ラハと魔法の園 -the graystory-)

スペイド(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、スペイド。
相棒のギャン=カジーナと魔法生寮でギャンブルに明け暮れる日々を送るB級魔法生です。作中ではラハとの絡みが一切無いままクリア出来るため、その存在感に気付かないプレイヤーも多い彼ですが、アフターストーリーでは既にA級魔法生の称号を得ており、裏ボスを倒すための重要なアイテムを授けてくれる非常に優秀かつ重要なキャラクターです。

本名はスペイド=クラブハーツ。
ギャンブル以外の時間は蒼の森でお宝集めをして過ごしていることが多いのですが、実はその裏で彼らは新しい魔法の開発という趣味を持っています。
サイコロを振って出た目の数だけ炎を浴びせる魔法「ダイスフィア」や、反射障壁魔法を打ち消す魔法「ディバリアス」など、のちのシリーズでも多用されている重要な魔法の開発に携わっています。

ラハと魔法の園

一時期はS級魔法士の称号授与が検討された事もあるとか。

また、「ラハと百年魔法石 -the endstory-」にて登場する、旅をする魔法士の目の前に中身がランダムな「魔法の箱」を出現させるギミックも彼の考案によるもの。現実世界でいうところの「ガチャガチャ」ですね。

魔女Xシリーズの「魔女塔のシュリィ」にも、意外な方法で名前が登場。
ギャンブル性を持った魔法や魔法品は彼らや彼らの親世代によって開発されたものがほとんどなので、「あの魔法」ももしかしたら?

ジーク(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ジーク(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、ジーク。
本名はジーク=グリアンド。光のルクシエメール魔法学院のA級魔法生ですが、父親が魔法教会の偉いポストに就いており、そのコネで称号を得たと噂されています。
作中では描かれませんでしたが、その噂は事実で、父親の息が掛かった別学院にてA級称号を取得し、ルクシエメールに編入。その後も交換留学などを繰り返して自身の「嫁」候補を探し、優秀な血を何人も手に入れることで、グリアンド一族の力を絶対的な物にしようと目論んでいました。

ラハと魔法の園

魔女Xシリーズをクリアしたプレイヤーさんなら察せると思うのですが、ジークは、魔女X世界線において「闇の魔法士一族」と呼ばれていた、禁術使用に対して耐性を持つ一族の子孫の一人です。
魔法の園世界線では闇の魔法士アークギルドが暗躍しすぎていたため、ジーク親子の様な闇の存在が現れる要因となりました。万が一ジークとサリィが結ばれていたら、禁術耐性を持つS級魔法士の様な存在が生まれ、世界征服が可能となった、かも知れませんね。