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ラハと魔法の園 -the graystory-

ラハと魔法の園 -the graystory-

2016年4月2日公開のフリーゲーム、RPG「ラハと魔法の園 -the graystory-」を紹介させていただきます。

ラハと魔法の園 ラハと魔法の園
ラハと魔法の園 ラハと魔法の園

ときに楽しい、ときに切ない、それは魔法生たちの物語。

【あらすじ】
ベグド暦1336年6の月、魔法界。
17歳以上の魔法生を育成する光のルクシエメール魔法学院の前に、記憶喪失の少年・ラハが倒れていた。自分の事も、魔法の事も、世界の事も、何ひとつ覚えていない彼は、学院長に拾われ、急遽その学院のD級魔法生として転入することになる。
彼は魔法学院での生活を送る中、落ちこぼれ魔法生のチャタや、天才魔法生の少女サリィらと出会い、さまざまな事件に遭遇していく。
ラハの失われた記憶に隠された意外なる真実、そして衝撃の結末が待ち受ける、ストーリー中心のロールプレイングノベル。

https://aokikotori.com/raha.html

プレイ時間 / 5〜6時間想定
プレイ媒体 / Windows・Mac・Webブラウザ・Android
制作ツール / RPGツクールMV

えんため大賞 第18回自作ゲーム部門 特別賞
フリーゲーム夢現 フリーゲーム大賞2016 金賞

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ゲーム制作を始めた当時、ちょうどハリーポッターシリーズにハマっていて、「魔法学校」という舞台には強い憧れがありました。魔法使いが出てくる映画やアニメなどはそれまでにも沢山見てきましたが、いつの間にか魔法が使えてしまったり、魔法が使えることが既に当たり前になってしまっている世界の作品がほとんどだったんですね。しかしポッターシリーズは、魔法界のことを知らない少年が「一から」魔法の世界に触れていく様が非常に丁寧に掘り下げられていたので、彼と同じく魔法界を知らない私にとっては、あの物語の世界に凄くなじみやすかったものです。
魔法学校の入学に至るまでのシーンが特に好きで、オリバンダーの店で魔法の杖を買うシーンはいまだ見るたびに高揚感が止まりません。初見の時は、杖は誰かから与えられるものでは無く「町で買うものなんだ!」と興奮したものです。何もかもが斬新で、雰囲気作りがとにかく素晴らしい映画でした。

とまあ映画の感想ばかりになってしまいましたが、とにかくあの世界の様に、魔法学校で魔法を一から覚える主人公を描きたくて、ラハが生まれました。
「闇の魔法士が討たれた後の世界」というのもあの作品同様の設定ではありますが、この作品ではそれと戦う事よりも、その世界で生きる人間、魔法生に対してスポットを当てたかったこともあって、章ごとに異なる会話を楽しめる様にしました。
ある魔法生はラハに恋をしたり、またある魔法生は先生に恋をしたり、使い魔を持つ生徒や、妖精に萌える生徒など、個性豊かなキャラクターが勢揃いです。メインストーリーを進めながらも、ぜひ彼らとの会話をお楽しみいただければと思います。