閉じる
ミランダ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ミランダ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、ミランダ。
光のルクシエメール魔法学院の副院長で、院長秘書でもあります。本名はミランダ=マイン。A級魔法士。元々は学院の戦闘魔法講師でしたが、フーバルトが後任に就く事となり、副院長として学院の運営に携わることとなりました。魔法史にも魔法界法にも詳しく、ルクシエ院長を陰で支える優秀な逸材です。
「ラハと魔法の園」では常にルクシエ院長の指示に付き従っていましたが、次第に彼の奔放さに嫌気がさしてきたのか、続編「ラハと理の魔法生」では辛辣なことを言ってのけるなど、時間の経過とともにすっかり尻に敷いている様子。院長が命名した「S級副院長」の称号も過言では無いかも知れません。

何故メイド服を着ているのか? その理由は単なる趣味なのですが、お金持ちのメイドになる事自体は昔から憧れており、魔法祭でもその「迷ド」っぷりを遺憾なく発揮していました。

ラハと魔法の園

ちなみに作者自身は、メイド喫茶に行った事は一度も無いんですよね。何となくオムライスとかパフェとかに花火散らしたりするのかな〜というイメージでこの施設を作りましたが、花火を散らすのはまったく別のお店だったかも知れません。

なお、別作品「RiSE -囚われ少女の魔法譚-」では同じ名前でゴルドール邸のメイドとして登場していましたが、当然のことながら、このミランダとは同姓同名の別人です。

ジャッラ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ジャッラ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、ジャッラ。
光のルクシエメール魔法学院の邪援魔法講師で、本名はジャッラ=エンバドル。「ラハと魔法の園」時点での年齢は37歳。司祭風の帽子とローブを身に纏う怪しげな雰囲気の中年男性です。
知識豊富で、根は優しい先生ではありますが、骨格標本とぬいぐるみをこよなく愛し、そのコレクションが自室に大量に置かれているため、女子魔法生達からはしばしば不気味がられています。

ラハと魔法の園

それに加え、

・一人称が「余」
・二人称が「お主」
・語尾が「じゃ」「のう」
・チーズを愛する。座右の銘は「チーズは世界を救う」
・使い魔のノルマンを溺愛
・美女に弱い

などなど、ラハシリーズの中ではもっとも多くの「属性(設定?)」を持っているキャラクターと言っても過言では無いかも知れません。その濃さのせいか、プレイヤーさんの中には何故かこの人のファンが多い様子。「ラハと理の魔法生」公開時のキャラクター人気投票では何と71票を獲得して第4位。なんで……!?

余談ですが「邪援魔法」という言葉は造語です。検索してもラハシリーズしかヒットしないはず…。「邪魔する魔法」と「支援する魔法」を合わせて邪援。戦闘魔法・治癒魔法とならぶ二文字の漢字単語にしたかったのです。他にいい言葉が思いつきませんで。

フーバルト(ラハと魔法の園 -the graystory-)

フーバルト(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、フーバルト。
光のルクシエメール魔法学院の戦闘魔法講師で、本名はフーバルト=ビーフォース。実は「ラハと魔法の園」時点では20歳なので、カシェやスージーとは一歳差。シエスタやクラリスとも二つしか年が離れていないんですよね。
また、作中では学院最年少でA級魔法士の称号を取得した優秀な講師として描かれているものの、理のエクレール魔法学院のA級魔法生試験に一発で受かったとされているオリアネス(続編「ラハと理の魔法生」にて登場)という例があるため、魔法界全体で見れば一発合格はそれほど珍しいことでは無い様です。

「血も涙も無い性格」「鬼・悪魔・フーバルト」と魔法生達からは恐れられていますが、優秀な行いに対してしっかりと点数を与える甘さは持っているため、出来のいい魔法生達からは定評があります。
彼の作った試験の魔物にもやはり甘さがあり、必ず何かしらの弱点が用意されているので、「A級魔法生試験の担当はフーバルトにして欲しい」と願うB級魔法生も少なくありません。時間制限を設けるラクリス先生や、八体のドラゴンと戦いながら筆記試験を受けさせるバイエル先生よりも根はずっと優しいのです。

ラハと魔法の園

とまあ、いまさら優しさをアピールしたところで、第一章のラハに対するこの行いに関しては、完全に言い逃れの出来ない悪行、いや蛮行としか言い様がありません。まあ痛い目に遭わせたあとで折を見て助け出すつもりだった可能性も少しは…あったのかなぁ…。ルミナルトの洞窟の魔物はフーバルトが管理権限を持っているので、たぶん致命傷を負わせない様な設定になっていたのでしょう。うん。
それにしてもこのシーンのフーバルト、お芝居が下手くそですね。普段は魔法生を「貴様」呼びしかしないのに「君」呼びになっているし、語尾も変。この台詞の書き方はミスじゃなくてわざとですよ。ええ。

ルクシエ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ルクシエ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、ルクシエ。
ルクシエメール魔法学院の現・院長で、本名はルクシエ=フランメール四世です。

S級魔法士の称号を持っており、闇の魔法士討伐戦においては「魔法界最強の治癒魔法士」として大いに貢献しましたが、その後の17年間活躍することは無く、次第に当時の名声は世間から忘れられ、また先祖代々受け継がれてきた魔法学院も彼の代で経営難に陥り始めたため、今では「S級とは名ばかり」のへっぽこ学院長として認識されています。

制作当初は「事件の容疑者最有力候補」として怪しく立ち回る様に作ったキャラクターだったのですが、続編を作ろうと決めたあたりで、「実はすごい人」として設定を上書きした記憶があります。まあ当初でも院長を怪しいって疑う声は少なかったですからね。
治癒魔法士にしたのはその時の後付けです。魔法の園最終章で彼が操る大いなる魔法が、続編の主人公の目指すべき所にうまく繋がるんじゃないかと思って。

なかなか真意の見えない性格をしていますが、彼の本音は「ラハと魔法の園」のハードモードクリア時の追加シナリオにて垣間見ることが出来ます。

ラハと魔法の園

新しいS級魔法士誕生にまつわる舞台裏のお話なので、「ラハと理の魔法生」クリアあるいは魔女Xシリーズ「魔女盤のアルカ」までをクリアした後に見ると、彼に対する見方が変わるかも知れませんね。

ファズマ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ファズマ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、ファズマ。
自称・変身魔法の使い手ですが、「犬になれ」とかけた魔法でニワトリにさせたり、ドラゴンやウルフに変身させようとしてもやはりニワトリに変身させるポンコツっぷり。しかし実はA級魔法生。

このキャラについてこれ以上特筆すべき点はありませんが(ひどい)、変身魔法と変形薬の違いについて。
変身魔法は、術者によって任意のタイミングで解除が可能で、術者の魔力によって有効時間をいくらでも延ばせる魔法です。他者に化けることで悪用される危険性大な魔法ですが、そうした利用方法はもちろん重罪ですし、一級の魔法士であれば解除することも可能。バリアをかけることでそうした解除呪文は防げますが、術者の魔力によってはそれも完璧ではありません。

ラハと魔法の園

一方の変系薬はドリンク剤で、効き目は「薬の濃度」や「飲んだ量」により変動。変身中は、いかなる方法を使っても解除することが出来ません。よって薬の方は使い勝手が大変悪いのですが、やはり解除できないという点が変身魔法よりもメリットとなっていて、こちらも悪用される事が多い様です。