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フーバルト(ラハと魔法の園 -the graystory-)

フーバルト(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、フーバルト。
光のルクシエメール魔法学院の戦闘魔法講師で、本名はフーバルト=ビーフォース。実は「ラハと魔法の園」時点では20歳なので、カシェやスージーとは一歳差。シエスタやクラリスとも二つしか年が離れていないんですよね。
また、作中では学院最年少でA級魔法士の称号を取得した優秀な講師として描かれているものの、理のエクレール魔法学院のA級魔法生試験に一発で受かったとされているオリアネス(続編「ラハと理の魔法生」にて登場)という例があるため、魔法界全体で見れば一発合格はそれほど珍しいことでは無い様です。

「血も涙も無い性格」「鬼・悪魔・フーバルト」と魔法生達からは恐れられていますが、優秀な行いに対してしっかりと点数を与える甘さは持っているため、出来のいい魔法生達からは定評があります。
彼の作った試験の魔物にもやはり甘さがあり、必ず何かしらの弱点が用意されているので、「A級魔法生試験の担当はフーバルトにして欲しい」と願うB級魔法生も少なくありません。時間制限を設けるラクリス先生や、八体のドラゴンと戦いながら筆記試験を受けさせるバイエル先生よりも根はずっと優しいのです。

ラハと魔法の園

とまあ、いまさら優しさをアピールしたところで、第一章のラハに対するこの行いに関しては、完全に言い逃れの出来ない悪行、いや蛮行としか言い様がありません。まあ痛い目に遭わせたあとで折を見て助け出すつもりだった可能性も少しは…あったのかなぁ…。ルミナルトの洞窟の魔物はフーバルトが管理権限を持っているので、たぶん致命傷を負わせない様な設定になっていたのでしょう。うん。
それにしてもこのシーンのフーバルト、お芝居が下手くそですね。普段は魔法生を「貴様」呼びしかしないのに「君」呼びになっているし、語尾も変。この台詞の書き方はミスじゃなくてわざとですよ。ええ。

ルクシエ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ルクシエ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、ルクシエ。
ルクシエメール魔法学院の現・院長で、本名はルクシエ=フランメール四世です。

S級魔法士の称号を持っており、闇の魔法士討伐戦においては「魔法界最強の治癒魔法士」として大いに貢献しましたが、その後の17年間活躍することは無く、次第に当時の名声は世間から忘れられ、また先祖代々受け継がれてきた魔法学院も彼の代で経営難に陥り始めたため、今では「S級とは名ばかり」のへっぽこ学院長として認識されています。

制作当初は「事件の容疑者最有力候補」として怪しく立ち回る様に作ったキャラクターだったのですが、続編を作ろうと決めたあたりで、「実はすごい人」として設定を上書きした記憶があります。まあ当初でも院長を怪しいって疑う声は少なかったですからね。
治癒魔法士にしたのはその時の後付けです。魔法の園最終章で彼が操る大いなる魔法が、続編の主人公の目指すべき所にうまく繋がるんじゃないかと思って。

なかなか真意の見えない性格をしていますが、彼の本音は「ラハと魔法の園」のハードモードクリア時の追加シナリオにて垣間見ることが出来ます。

ラハと魔法の園

新しいS級魔法士誕生にまつわる舞台裏のお話なので、「ラハと理の魔法生」クリアあるいは魔女Xシリーズ「魔女盤のアルカ」までをクリアした後に見ると、彼に対する見方が変わるかも知れませんね。

ファズマ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ファズマ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、ファズマ。
自称・変身魔法の使い手ですが、「犬になれ」とかけた魔法でニワトリにさせたり、ドラゴンやウルフに変身させようとしてもやはりニワトリに変身させるポンコツっぷり。しかし実はA級魔法生。

このキャラについてこれ以上特筆すべき点はありませんが(ひどい)、変身魔法と変形薬の違いについて。
変身魔法は、術者によって任意のタイミングで解除が可能で、術者の魔力によって有効時間をいくらでも延ばせる魔法です。他者に化けることで悪用される危険性大な魔法ですが、そうした利用方法はもちろん重罪ですし、一級の魔法士であれば解除することも可能。バリアをかけることでそうした解除呪文は防げますが、術者の魔力によってはそれも完璧ではありません。

ラハと魔法の園

一方の変系薬はドリンク剤で、効き目は「薬の濃度」や「飲んだ量」により変動。変身中は、いかなる方法を使っても解除することが出来ません。よって薬の方は使い勝手が大変悪いのですが、やはり解除できないという点が変身魔法よりもメリットとなっていて、こちらも悪用される事が多い様です。

マリルハート(ラハと魔法の園 -the graystory-)

マリルハート(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、マリルハート。
本名はマリルハート=スカーレット。貴族スカーレット家の一人娘です。将来の夢は自分のカフェを開くことで、作中では使い魔を沢山作って使い魔カフェを作りたいと奇抜なアイデアを持っていました。

入学から異例の早さでB級魔法生になったサリィに対抗心を燃やし、試験突破に燃えている彼女は、作中のB級魔法生試験にも堂々とエントリーしています。

ラハと魔法の園

光のルクシエメール魔法学院のB級魔法生試験は一ヶ月に一度行われますが、試験担当教官から「挑む実力無し」と判断されればエントリーすら許可されません。今作ではサリィという早期受験の特例を認めてしまったがために、公平性の観点から他の魔法生のエントリーも認めない訳にはいかなくなったのですが、特例が無かったとしてもマリルハートであれば挑む実力はあるだろうとラクリスが認めていましたので、決して大口を叩くだけの娘でない事は確かです。

ただ、一年後のアフターストーリーにおいて、ようやくB級魔法生試験に合格直後の様子が窺えるので、当時の彼女にまだまだ欠けていたものが沢山あった事も確かですね。

ハムス&ウィンス(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ハムス&ウィンス(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のサブキャラクター、ハムス・ウィンス兄弟。
どちらもC級魔法生です。実はラハシリーズの時代では種族の概念がほとんど無いため、耳の形や肌の色が違っていてもそれは出身国が異なるというだけで扱われ方は同じ。差別などもありません。また、国が違うからと言って特別な力を持つわけでも無く、異世界モノにありがちな種族間の混血による変異などもありません。唯一、妖精だけが特別な存在と言えます。

さて、ラハは転入早々中庭にいるこの二人の蛮行を目撃するのですが、このシーンについて、やや深掘りしておきます。
この双子は見学中の中等学院生ロイに炎の魔法をぶつけて遊んでいるとされていますが、実はこれ「ギリギリ当てない」範囲で楽しんでいるんです。怪我をさせてしまえばそれはそれで暴行罪に問われますし、魔法生評価にも大きく響くからです(まあその行為そのものにも、行為を止めない体質にも、もちろん大いに問題はあるのですが)。

ラハと魔法の園

そしてここで見かねたラハが止めに入ります。実はこの行為が魔法界法の最大の落とし穴で、魔法界に生きる人々の間では「力の無い者が止めに入ることは愚か者の証」と認識されており、この瞬間から双子達はロイを殺す事は罪になりますが、ラハを殺すことは罪にならなくなるのです。だから双子達は容赦なくラハに魔法をぶつけて殺しにかかって来た訳です。

よってラハは蛮行を見つけ次第、ラクリス先生なりジャッラ先生なりに知らせて止めさせるのが最善策でした(でもフーバルトじゃ駄目そう)。この物語のラストにて自己責任法のもう一つの落とし穴が明かされますが、もし双子達がラハを殺していたら、彼ら自身もサリィによって「そうなっていた」ifがあったかも知れませんね。