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月花(ラハと魔法の園 -the graystory-)

月花(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、月花。
読み方は「げっか」。本名は月花=ミスネスです。
光のルクシエメール魔法学院近郊にあるニブラスの街の出身で、チャタの幼なじみの女の子です。かっこいい男の子、特にミステリアスな雰囲気を醸し出している男の子に惹かれやすく、転入したばかりのラハに一目惚れ。
入学当時は見た目だけでフーバルト先生に憧れていたこともあるとか。シリーズ唯一の漢字名キャラクターですが、その地方の出身というわけでは無く、その地方を旅した父が命名したものです。

ラハと魔法の園

当初、パーティメンバーはD級魔法生であるラハ&チャタコンビ+たまにサリィだけで最後までいこうと思ったのですが、チャタは基本的にラハの意見に委ねるノリのキャラクターという事もあって、彼らとは別に自分の考えで動くキャラクターも常に必要だろうと考えて設定したキャラクターです。あと素材に褐色肌の可愛い女の子がいたので使いたかった、という邪な動機もありますが。

そう言えば公開当時、ラハ&月花がくっついて欲しいという意見が多かったことにびっくりでした。
あと続編ではシエスタ&ヴィッツとか、たまにありましたね。
想定外だったので、本気でそのカップリングで終わるマルチエンディングを妄想したこともあります。

チャタ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

チャタ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」のメインキャラクター、チャタ。
ラハが運ばれた医務室で最初に出会った光のルクシエメール魔法学院の魔法生です。
学内魔法医のラクリス先生に恋い焦がれており、たびたび仮病で医務室通いする毎日という落ちこぼれ魔法生ですが、記憶喪失のラハを励ましたり、寮の部屋を相部屋にして彼の不安を和らげるなど、なにかと思いやりのある優しい心の持ち主です。
ちなみに本名はチャタ=シュトラウス。
実は私の飼っている黄緑のセキセイインコの名前です(笑)。

初対面でいきなりラハに親友宣言をする様な距離の詰め方のため、戸惑ったプレイヤーさんも多いと思うのですが、まあ「魔法界流の距離の詰め方」ということで……。ちなみにクラスは最下級のD級魔法生ではあるものの、ラクリス先生に会うための医務室通いが多かったので、治癒魔法は他の魔法生よりも先に覚えました。

ラハと魔法の園

魔物の情報をチェック出来る「ズム・チャタ・チェック」という特技は、魔法では無くて、チャタが自分で作った魔物手帳をパッと開いている様なものだと思ってください。HPが低い以外は最初からそこそこ優秀な子です。

彼にやる気と根気さえあれば、もっと早いうちにC級魔法生になれたかも知れませんね。

ラハ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハ(ラハと魔法の園 -the graystory-)

ラハと魔法の園

ラハと魔法の園 -the graystory-」の主人公、ラハ。
記憶を失い、光のルクシエメール魔法学院の前に倒れていた主人公にして謎の少年です。
ルクシエ学院長の計らいでそのまま学院に転入することになるのですが、見学中に上級生によるいじめ現場を目撃してしまい、慌てて止めに入ります。当然のことながら魔法を操れる上級生にかなうはずも無く、為す術も無いままラハは殺されかけるのですが、その窮地に現れたのはサリィ=デビッドという名の天才少女でした。

記憶喪失、正義感、学習能力の高さ、そして炎属性という、まさに物語の主人公らしい主人公です。恋愛に関して鈍感な点もまた主人公らしいと言えるでしょうか。
名前の由来についてはネタバレになるので伏せますが(3作目「ラハと百年魔法石」にて判明)、それ以前に彼の容姿や公式サイトのプロフィールに既にネタバレ要素が多く含まれていることもあって、主人公なのに、このうえなく紹介しづらいキャラクターであるという……(笑)。

ラハと魔法の園

ラハに関してはver1.0以降、ver3.04の現在に至るまでセリフの大幅な書き換えが何度も何度もありました。私ですら保存していない初期のバージョンを保存されているプレイヤーさんは、もうほとんど居ないと思いますが、ラハの本質的な部分がかなり修正されている事もあって、ver1.0をプレイした方と、ver3.04をプレイした方で、彼への評価が180度違うかも知れませんね。

ラハと魔法の園 -the graystory-

ラハと魔法の園 -the graystory-

2016年4月2日公開のフリーゲーム、RPG「ラハと魔法の園 -the graystory-」を紹介させていただきます。

ラハと魔法の園 ラハと魔法の園
ラハと魔法の園 ラハと魔法の園

ときに楽しい、ときに切ない、それは魔法生たちの物語。

【あらすじ】
ベグド暦1336年6の月、魔法界。
17歳以上の魔法生を育成する光のルクシエメール魔法学院の前に、記憶喪失の少年・ラハが倒れていた。自分の事も、魔法の事も、世界の事も、何ひとつ覚えていない彼は、学院長に拾われ、急遽その学院のD級魔法生として転入することになる。
彼は魔法学院での生活を送る中、落ちこぼれ魔法生のチャタや、天才魔法生の少女サリィらと出会い、さまざまな事件に遭遇していく。
ラハの失われた記憶に隠された意外なる真実、そして衝撃の結末が待ち受ける、ストーリー中心のロールプレイングノベル。

https://aokikotori.com/raha.html

プレイ時間 / 5〜6時間想定
プレイ媒体 / Windows・Mac・Webブラウザ・Android
制作ツール / RPGツクールMV

えんため大賞 第18回自作ゲーム部門 特別賞
フリーゲーム夢現 フリーゲーム大賞2016 金賞

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ゲーム制作を始めた当時、ちょうどハリーポッターシリーズにハマっていて、「魔法学校」という舞台には強い憧れがありました。魔法使いが出てくる映画やアニメなどはそれまでにも沢山見てきましたが、いつの間にか魔法が使えてしまったり、魔法が使えることが既に当たり前になってしまっている世界の作品がほとんどだったんですね。しかしポッターシリーズは、魔法界のことを知らない少年が「一から」魔法の世界に触れていく様が非常に丁寧に掘り下げられていたので、彼と同じく魔法界を知らない私にとっては、あの物語の世界に凄くなじみやすかったものです。
魔法学校の入学に至るまでのシーンが特に好きで、オリバンダーの店で魔法の杖を買うシーンはいまだ見るたびに高揚感が止まりません。初見の時は、杖は誰かから与えられるものでは無く「町で買うものなんだ!」と興奮したものです。何もかもが斬新で、雰囲気作りがとにかく素晴らしい映画でした。

とまあ映画の感想ばかりになってしまいましたが、とにかくあの世界の様に、魔法学校で魔法を一から覚える主人公を描きたくて、ラハが生まれました。
「闇の魔法士が討たれた後の世界」というのもあの作品同様の設定ではありますが、この作品ではそれと戦う事よりも、その世界で生きる人間、魔法生に対してスポットを当てたかったこともあって、章ごとに異なる会話を楽しめる様にしました。
ある魔法生はラハに恋をしたり、またある魔法生は先生に恋をしたり、使い魔を持つ生徒や、妖精に萌える生徒など、個性豊かなキャラクターが勢揃いです。メインストーリーを進めながらも、ぜひ彼らとの会話をお楽しみいただければと思います。